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つみたてNISAの運用成績(5月)を報告します
こんにちは。あやめでございます。
今日はつみたてNISAの運用成績のお話。
2019年から始めたつみたてNISA、なんだかんだで5ヶ月目の積み立てが完了しました。
2018年末に買付設定をして、あとはほったらかし。
月に一度、運用成績をチェックする以外は特になにもしていません。
で、今日は月に一度のチェックタイム。
5ヶ月で積み上がった積立額と評価額はどうなってるでしょうか。
早速見ていきましょう。
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先月の運用成績はプラス0.6%

2019年5月はついにマイナスリターンに
私が設定しているのは、外国株式インデックスの投資信託6本。
積立設定額は6本合わせて月に28,000円くらい。
5ヶ月×28,000円で積立額は14万円くらいになっているはずだったんですが、初月の支払い設定の都合で5月までの積立額は11万ちょいになっています。
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では評価額はどんなもんじゃろ。
先月はギリギリプラスの0.6%でしたが、今回はどうかな。
現在(2019/6/3)の評価額を見てみましょう。
積立額:114,400円
評価額:111,663円
評価損益:-2,737円(-2.45%)
マイ転!
ついに来たかマイナスリターン。
全部がマイナスでいっそ清々しい。
つみたてNISAで設定している6本のうち、先進国が4本で新興国が2本。
その2本の新興国がマイナスをリードしとります。
先進国と新興国、それぞれのリターン平均はこんな感じに。
先進国平均:-1.74%
新興国平均:-5.15%
新興国やべえ。
とはいえ月額28,000円のうち新興国は4,000円程度。
全体の15%ほどですので、全体の平均リターンは-2.45%で収まりました。
新興国株式インデックスの2ファンドを比較する
新興国2つの平均は-5.15%でしたが、個々を見てみるとけっこうリターンに差がありました。
- SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式))
→ -3.54% - eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
→ -6.75%
こちら2つのファンド、どちらも同じ新興国株式インデックスなのにずいぶん成績に差が出ましたね。
これは今回だけのことではなくて、つみたてNISAを始めてからずっと、SBI雪だるまの方が好成績なんですよね。
1月から5月までの各ファンドの損益率を表にしてみました。
SBI新興国 (雪だるま) |
eMAXIS Slim 新興国 |
|
2019年1月 | +3.90% | (未買付) |
2019年2月 | +3.22% | +2.10% |
2019年3月 | +4.29% | +1.94% |
2019年4月 | -1.36% | -3.22% |
2019年5月 | -3.54% | -6.75% |
ねえ、毎月よ?
雪だるまの5戦連勝よ?
いやでもこれは1月分のSlimが買えなかったせいかもしれない。
1か月分の差額が後々まで尾を引いている可能性もありますよね。
じゃあ、2つのチャートを比較してみましょう。
投資信託のチャートを比較する方法、最近知ったので早速やってみます。
インデックス投資ブロガーのぼーやんぐさん、(勝手に)参考にさせてもらいました!
ありがとうございます!
【参考サイト】
オシャンティーなBoyang Journal
で、覚えたての技術で比較をしてみたチャートがこちら。
※Yahoo!Financeのチャートより作成
あら。
やっぱり雪だるまのほうが成績がいいですな。
なぜだ。
思いつくのは、ベンチマーク(指標とする指数)が違うから、でしょうか。
各ファンドの特徴をざっと見てみますか。
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
まずは残念な成績だったSlimの方から見てみましょう。
ファンド名:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
ベンチマーク:MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当ベース)
投資形態:ファミリーファンド
純資産残高:156.92億円
信託報酬率:年率0.20412%以内
ベンチマーク、外国株式インデックスではおなじみのMSCI社の指数です。
この指数に採用されている銘柄を投資対象としているわけですね。
最新の月報によると、組入上位銘柄はテンセント5.0%、アリババ4.4%、台湾セミコンダクター3.8%など。
業種でいうと銀行17.0%、小売8.3%、メディア・娯楽7.8%、エネルギー7.8%などが上位を占めています。
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MSCIについて詳しく

SBI新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式))
続いては雪だるま。
ファンド名:SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式))
ベンチマーク:FTSE エマージング・インデックス(円換算ベース)
投資形態:ファミリーファンド
純資産残高:16.18億円
信託報酬率:年率0.1948%程度
こちらは先ほどのSlimと違い、ベンチマークに採用されている銘柄を直接の投資対象にはしていません。
投資対象は「シュワブ エマージング・マーケッツ エクイティETF」で、こちらはFTSEエマージング・インデックスに連動したETFです。
(ETF:上場投資信託)
ETF経由ではありますが、組入上位銘柄としてはテンセント5.77%、アリババ4.66%、台湾セミコンダクター4.18%など。
また、業種別の組入上位は金融26.30%、一般消費財・サービス13.19%、コミュニケーション・サービス13.04%となっています。
2つの新興国株式インデックス、おすすめは
2つのファンド、それぞれの特徴をざっと挙げてみました。
最終的な投資先(企業、業種)はそこまで違いがなかったように思います。
となると、違うのはやっぱり投資対象?
投資対象が個別銘柄かETFか、という点でしょうか。
ここ5ヶ月の成績を見る限り、ETFに投資しているファンド(雪だるま)の方が良さそうだ、ということになりますね。
じゃあどちらのファンドがおススメですか、と聞かれたら。
うーん。
信託報酬はあまり変わらないので置いとくとして、純資産額がなあ。
10倍違うんだよなあ(雪だるまの方が少ない)。
あまり資金流入が少ないと、ファンドの存続があやうい。早期償還(繰り上げ終了)の可能性もありますよね。
そうなると成績云々の話どころではなくなってしまうし。
うーん。
考えた結果、私のおススメはこちら。
2つのファンドを50%ずつ保有する
ふつう!
普通の意見!
結局ね、分散投資がいいという結論になりました。
リターンも欲しいけど、安心も欲しい。
だからどちらも折半で。
というわけで、私は新興国株式については今の積み立て設定を変えずにこのままいきたいと思います。
つみたてNISAは悩みながら走り続ける
今日はつみたてNISAの5ヶ月目の運用成績と、新興国株式インデックスについてでした。
つみたてNISAを始めるとき、けっこう悩んだんですよ。
どのファンドにしようか、どれを何%ずつ組入れようか、いろいろ調べて計算しました。
で、とりあえず6本を決めて、あとはやりながら様子を見ようという感じで続けています。
今回は新興国の2つを見直しできたのでよかったです。
結論としては「現状維持」となりましたが、検討せずにそのままなのと、検討した結果同じでいくことにしたのでは意味合いが違ってくると思うので、今後もそんな感じで悩みながら走り続けていきたいと思います。
第1目標は「止めないで続ける」なので、そのときの状況に合わせてのらりくらりと続けていきたい所存。
ぼちぼちまいりましょう。
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