
煽る方が悪いのか、煽られる方が悪いのか。
2019年6月の運用成績を報告します
こんにちは。あやめでございます。
梅雨の季節になり、不快指数の高い今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
私の住む町(静岡県某市)は水路が多いせいか湿気が多く、すぐカビが生えます。
水回りだけでなく、窓ガラスにもカビ生えるからね。
いわんや梅雨をや(漢語)。
そんな鬱陶しい季節ではありますが、今日も元気にゼニ計算。
おなじみセゾン投信の運用成績についてです。
月々コツコツ10,000円ずつ、積み立てているファンドはこちらです。
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
セゾン投信が扱う2商品のうちの1つで、株式と債券に半分ずつ投資している投資信託です。
先月はちょこっと下落が見られましたが、今月(2019年6月)はどうかな。
今日はセゾン・バンガードの運用成績についてです。
【関連記事】
先月の運用成績、まだプラス圏内

セゾン・バンガード2019年6月の評価額
毎月着々と積み立てを重ね、現在の積立額は230,000円になりました。
それでは現在の評価額はいかほどかしら。
積立額:230,000円
評価額:236,493円 (2019/6/24現在)
+6,493円(+2.82%)
安定のプラス!
先月は1.47%のプラスだったので、上がってきました。
下げ続けるかと思ったんですが、戻りましたね。
今までの価格の推移をグラフで見てみましょう。
積み立て開始時(2017年3月)から今までの価格の推移と、累計口数をグラフにしました。
今月は日本国内の年金2000万円問題でニュースは持ちきり。
世界のニュースはあまり目にしなかったのですが、気になったのはこの辺りでしょうか。
- トランプさん訪日(5月25~28日)
- Huawei(ファーウェイ)をめぐる米中の動き
- Facebookから新しい暗号通貨Libra(リブラ)発行予定
Libraについてはこちらを参考にしました。
とみますさんのブログ↓
もうすぐ大阪でG20も開催されます。
これでまたグローバル経済に動きが見られるのかな。
【参考サイト】
2019年G20大阪サミットは6月28・29日
年金2000万円問題の元ネタ(報告書)を読んでみた
話題になった年金2000万円問題について、遅ればせながら私もちょっと触れてみたいと思います。
一般にニュースで言われていることを端的に言うと、
「年金だけじゃ死ぬまでに2000万円足りない!100年いけるっつったじゃん!」
てことのようでして、その元ネタになった報告書は金融庁から出てるんですよね。
で、その報告書の中に老後の資金が不足することが書かれている、と。
報告書の中身
元になった報告書を読んでみました。
だって審議会のメンバーにセゾン投信の中野社長が入っていたんだもの。
これは中野ファンとしては読まずばなるまいよ。
金融審議会 「市場ワーキング・グループ」報告書 の公表について
審議会は正確には「金融審議会 市場ワーキンググループ」といいまして、学習院大学の神田教授を座長、金融の専門家20名を委員として構成された会です。
(この委員の一人が中野社長)
この審議会では「高齢社会における金融サービスのあり方」など「国民の安定的な資産形成」を中心に検討・審議を計12回行い、そのまとめとして出されたのが今回の報告書「高齢社会における資産形成・管理」です。
で、話題の箇所がこちら。
※報告書「高齢社会における資産形成・管理」P.16より
これは「ある平均的な高齢夫婦の収入が約21万円/月(主に年金)、支出が約26万円/月だから毎月5万円足りないよ、それが30年間で2000万円になるよ」というところだけを抜き出した情報。
このあとに続くのは「だから現役の頃から資産形成をした方がいいよ、現にアメリカでは401kなどを活用して、歳を重ねるほど資産が増えているよ、日本でもつみたてNISAやiDeCoなどで制度の整備をしているよ」という資産形成の話です。
話を最後まで聞かないと、ねぇ。
報告書で伝えたかったこと
今回の報告書をものすごい雑にまとめると、こういう感じです。
「日本の高齢者は他国に比べると元気で、知能も労働意欲もある。けど誰でも心身の衰えはくるし、認知力も低下する。だから現役のうちから資産形成し、運用して資産寿命を延ばそう。そのための制度(NISA・iDeCo)の整備も進んでいるし、金融サイド(売る側)のガイドラインも設けていくよ」
年金関係ねぇ。
普通に「資産形成のススメ」を謳っているだけです。
そしてこちらが報告書の概要。
※ 報告書「高齢社会における資産形成・管理」の概要より
年金関係ねぇ(2回目)。
報告書は、前から中野社長が言っている話を改めて読んだような感じでした。
なぜあんなにセンセーショナルなニュースになったのか、謎。
興味のないことは耳に入らない
今日はセゾン・バンガードの運用成績と、年金問題もとい金融庁の報告書の話でした。
私は自分が投資していることを、職場で普通に話題にしています。
イオンの優待きたよーとか、みずほの株が今安くてさあ、とか。
話題に乗ってくる人は少ないんですが、興味がある人はそっと2人のときに「証券会社はどこがいい?」とか聞いてきます。
かつては「株なんてッ!ギャンブルよ危ないわッよしなさいキイーッ」て感じだったので、少しずつ投資への理解は広がっているのかもしれません。
が、投資信託はいくら話題にしても、
( ^ω^)・・・
みたいな生ぬるい反応しか返ってきません。
さびしい。
「アンタの推しの新興国ダダ下がりじゃん!」
「まじかw」
みたいなカジュアルな投信話ができる日は、まだ先なのかしら。
投資信託、もっと裾野が広がるといいなあ。
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