群馬県民が愛する「上毛かるた」ルールからアプリまで

グンマー必携の書、上毛かるた。

 

「上毛(じょうもう)かるた」を知っていますか

こんにちは。元グンマーのあやめでございます。

上毛(じょうもう)かるた、ご存知ですか。

群馬県民なら100%暗記しています(あやめ調べ)。

 

「あ」と言われたら「浅間のいたずら鬼の押出し!」

「い」と言われたら「伊香保温泉日本の名湯!」

「う」と言われたら「碓氷峠の関所跡!」

 

即答です。むしろ、かぶせ気味に言ってきます。

子どものころから、かるたといえば「上毛かるた」。グンマーの子は上毛かるたで育ったといっても過言ではありません。

 

「上毛かるた」とは

群馬県内では常備薬レベルの上毛かるたですが、他県の方には「は?」だと思いますので、簡単にご説明を。

上毛かるたの箱の裏書にあった『「上毛かるた」について』;

この「上毛かるた」は日本の将来をになう小さい方が、その郷土群馬県をよく知り、そして郷土を愛するようになっていただきたいために作ったものです。

なかによまれている歴史上の人物や名所、名産等については、県下一般の方に選んでいただき、それを「上毛かるた編集委員会」で決定しました。

この「上毛かるた」は児童福祉法第八条の文化財として推薦されています。

 

小さい方向けの文化財です。

郷土愛のたまものですよ。すげえです。

 

「上毛かるた」の初版発行は昭和22年。

戦後まもない動乱の時代、グンマーはかるたを作っていたんですね。

それから毎年一回発行されていまして、現在のタイプは昭和43年の改訂版のもの。

 

毎年変わる?上毛かるたの「ち」

毎年発行されているのは、たぶん「ち」のせいです。

 

200万人乗っても大丈夫

 

「力あわせる二百万」と群馬県の人口が謳われているのですよ。人口が変わると札も変わる、斬新なかるたです。

「ち」で世代が分かる、という群馬あるあるもありまして、現在40代のあやめが子供だった頃は「力あわせる百八十万」でした。あれからずいぶん年取ったいねぇ(群馬弁)。

 

大人もハマる「上毛かるた」

上毛かるたは小さい方向けなので、対象は子ども(中学生まで)なんですが、大人になって県外に出た方、全国に散らばったグンマーが声を上げました。

大人も上毛かるた、やりたい!

というわけで大人の大会が2013年から行われています。

 

KING of JMK ~大人達の上毛かるた日本一決定戦~

 

毎年3月に開催されているようですね。

大人になってもグンマーの心に巣くう上毛かるた。かなりのポテンシャルです。

 

「上毛」って何のこと?

上毛かるたの「上毛」が気になる方のためにご説明します。

むかしむかし、現在の群馬県と栃木県にあたるエリアは、毛国(けぬくに)と呼ばれていました。

それを上と下に分け、栃木県側が下毛国、群馬県側は上毛国→上毛となった、というわけで、上毛とは群馬のことです。

 

「上毛」という呼び方は、かるた以外でも使われていて、群馬の新聞社といえば「上毛新聞」。

ちなみに群馬と栃木を結ぶ鉄道路線は「両毛線(りょうもうせん)」といいます。上の毛と下の毛をつなぐ線(意味深)。

 

「上毛かるた」のルール

上毛かるたは「カルタ」ですから、カルタ取りをして遊ぶものです。

上毛かるたを買うと、箱の中に「上毛かるたの遊び方」という説明書が入っていまして、ルールなどについて言及してあります。

 

(一)競技の心がけ

説明書によりますと、

この「かるた」は、私達が楽しく遊びながら、私たちの郷土である群馬県の歴史上有名な人物や、重要な産物、代表的な都市や、山と川、温泉等を正しく理解し、知らず知らずのうちに、郷土への知識を深め、郷土への愛情を高めていきたいと考えて、作ったものです。
だからこのかるたで遊ぶときは、勝敗にばかりこだわらずに、礼儀正しく正々堂々と競技をして、お互いの品性を高めるように、楽しく遊びましょう。

 

郷土愛の刷り込みという裏テーマがあるようです。

グンマー帝国、有能。

 

(二)競技のやり方

個人競技と団体競技がありまして、

  1. 進行係
  2. 読み手
  3. 審判員

を係員として各1~2名ずつ配置します。進行係と読み手は兼任できます。

取札、読札ともに44枚です。

 

(三)競技の準備

上毛かるたは競技大会がありまして、その際は

  • 札の並べ方
  • 座る巾と座り方
  • 札と競技者との距離

等々、細かく決められています。

 

詳しく知りたい方は、群馬県子ども会育成連合会が分かりやすいマンガにしてくれていましたので、こちらのサイトをご参照ください。

 

上毛かるたのルール

 

(四)競技の開始

競技に入る際にはまず読み手が空札(からふだ)を2回読みます。

「つ」の札です。

県土の平地の少なさよ

2回目の空札読みが終わったら、次からは競技開始。読まれた札を取っていきます。

  • 並べた札の位置を途中で変えることはできない
  • 最後の2枚になったら、それらを中心に並べる(30cm離す)
  • 1枚を取った者が、残りの1枚も取れる

 

ちなみに「つ」は最強カードでして、競技終了時に同点だった場合、「つ」を持っている方が勝ちになります。そのため皆「つ」だけは取るぞ!と狙っています。

 

(五)採点

一枚一点、多く取った方が勝ちとなります。

団体競技の場合、それプラス「やく札」があります。

やく札が揃うと、まとめて10点とかもらえます。花札の「猪鹿蝶」みたいなノリです。やく札を取っても揃わなければ、普通に一枚一点として計算します。

 

親札「つ」「ち」「け」 10点

上毛かるたのビッグ3

「つ」は「つる舞う形の群馬県」で県土を、

「ち」は「力あわせる二百万」で県人口を、

「け」は「県都前橋 生糸(いと)の町」で県庁所在地を表しています。

 

五市札「お」「か」「め」「き」「け」 20点

メジャーな市、5選

「お」は「太田金山(かなやま)子育呑龍(こそだてどんりゅう)」で太田市、

「か」は「関東と信越つなぐ高崎市」で高崎市、

「め」は「銘仙(めいせん)織り出す伊勢崎市」で伊勢崎市、

「き」は「桐生は日本の機(はた)どころ」で桐生市、そして

「け」は「県都前橋 生糸(いと)の町」ということで前橋市を表しています。

他にもまだ市町あるんですけどね。「け」とか被ってるから遠慮すればいいのにね。

 

三山「す」「も」「の」 10点

山・山・山

群馬にある3つの山を「上毛三山(じょうもうさんざん)」といいまして、これを表した3札です。

  • 赤城山(あかぎさん)・・・「す」(裾野は長し赤城山)
  • 妙義山(みょうぎさん)・・・「も」(紅葉に映える妙義山)
  • 榛名山(はるなさん)・・・「の」(登る榛名のキャンプ村)

 

過去記事:

群馬観光で榛名神社へ行ってきました

 

「上毛かるた」はどこで買える?値段は?

上毛かるた、欲しくなったんじゃない?

そんなアナタにお教えします。買える場所。

 

1.群馬に行く

群馬県内の書店ならどこでも売っています。800円(税込)です。

 

2.東京(銀座)に行く

群馬のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」が銀座7丁目にあります。歌舞伎座のすぐ近く。ここには英語版の上毛かるたも置いてありました。

 

3.ネットで買う

群馬も東京も遠いわ、という方に朗報です。Amazonでの取り扱いがあります。定価より高い可能性あり。


上毛かるた

上毛かるたのアプリ「上毛かるたGO!」

上毛かるた、買うほどじゃないんだけど、ちょっと見てみたいんだよね、という方へ。

紙のカルタでは飽き足らず、グンマーはアプリまでも作っちゃいました。

 

札ッシュ‼上毛かるたGO!

 

サイトの説明によりますと、

『札ッシュ!! 上毛かるたGO! 』は、スマホのGPS機能(位置情報サービス)を使った上毛かるたゆかりの地を周遊するデジタルスタンプラリーゲームです。

群馬県民待望のアプリで、グンマーを100倍たのしむ!!

 

上毛かるたに関係のある所、例えば群馬県庁に行ってアプリをかざすと「つ」のスタンプがもらえる、というもの。ポケモンGo的なゲームアプリです。

県民が待ち望んでいたアプリ。カルタ取りゲームも入っていますので、手軽に上毛かるたを楽しめます。

 

・・・どんだけ上毛かるた好きなんでしょう。

 

2012年に出たアプリ「ぐんまのやぼう」のときも、グンマーどうかしてる(いい意味で)と思いましたが、

群馬県民の上毛かるた愛が半端ない。

 

あなたも上毛かるた、欲しくなったんじゃない?

《暮らし》
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コメント

  1. とみます より:

    へー!! 知りませんでした。
    小学生とか、皆、やるんですかね?
    アプリ、ハイテク(*´▽`*)グンマー。

    • ayame-toushi ayame-toushi より:

      今の小学生も上毛かるたやってると思うんですけど、身近に子グンマーがいないから確証はないです(*_*;
      アプリ、上毛かるたの札を読むだけのものもありましたw一人で練習するのかも?