
お金持ちになりたいなら、お金持ちと同じ思考と行動をすればいいんじゃないかしら。
お金持ちになりたい!
こんにちは。おカネ好きのあやめでございます。
まあ片思いなんですけどね。
いつかはおカネに好かれるお金持ちになりたいもんです。
ところで、お金持ちって?
いくら持っていれば「お金持ち」と言えるのでしょう。
よく「本物のお金持ちは質素な暮らしをしている」と聞きますが、本当でしょうか。
やっぱりプライベートバンクとか利用しているのかな。
そんな疑問に答えてくれるような本を見つけました。
「お金持ちの教科書」
もともとは情報サイトで書いていた記事を書籍にしたものです。
サイトはこちら→ お金持ちの教科書
筆者は加谷珪一さんで、金融機関に勤務していた経験と、経営コンサルティングを行ってきた経験があります。
仕事で接してきた富裕層から、何らかの共通項を見出して、それを記事にしてきた加谷さん。
お金持ちには、特有のパターンや行動原理があるそうです。
これを真似すれば、お金持ちになれるかも…?
中身をザックリと見ていきましょう。
お金持ちの定義とは
まずは、そもそも「お金持ち」とは何か。
これには2つの答えがあります。
- フローが大きい人
- ストックが大きい人
フローは、flow(流れ)、入ってくるもの(=収入)を指します。
ストックは、stock(溜め)、持っているもの(=資産)を指します。
ですので、
フローが大きい人=高給取り
ストックが大きい人=資産家
ということができます。
日本では資産家タイプが多いです。
資産家というか、土地持ちですね。
土地の評価額で億を超える資産を持っている人は「お金持ち」ですが、手元の現金として持っているわけではないので、日本には自覚のないお金持ちがたくさんいます。
ちなみに本ではお金持ちを金融資産1億円以上としています。
ついでに調べたところによりますと、
純金融資産保有額が1億円以上の富裕層は121.7万世帯。
(㈱野村総合研究所の調査・推計結果より。2016/11/28発表)
これには土地持ちは入っていませんが、それでも全世帯の2%です。
さいきん話題の「億り人」はけっこういるんですね。
お金持ちの行動原理
お金持ちといえば、いい時計を持っているイメージですが、これは本当らしいです。
- 一生ものだから
- 自分に自信がでてくるから
という理由と共に、見逃せないのがこちらの理由。
- 人が時計をチェックするから
つまりは「いい時計を持っている人はお金持ち」というイメージがあるので、お金持ちに見られるアイテムとして時計は費用対効果が高いのだそう。
人と人の間には、あまり意識されない「上下関係」があります。
お金がある人をなんとなく「上」と感じてしまう、という心理をビジネスで利用するわけですね。
相手の印象は、外見がほとんどです。
初対面で有利な立場に立つためには、外見にお金をかけた方がいい、ということなんでしょう。
このように、お金持ちの行動にはそれなりの理由があるようです。
ほかにも、なるほどと思ったのがこちら。
- 電車に乗らない
→冤罪回避、風邪予防
- 飛行機はビジネスクラス
→ファーストクラスよりコスパがいい
こういった行動を選べるのが、お金持ちなんでしょうね。
初デートで割り勘する男はお金持ちになれない?
費用対効果の話で、一番ためになったのが「割り勘男」の話。
これは「初デートでワリカンする男ってどうなの」というテーマですが、
お金持ちになりたいなら、割り勘にこだわるべきではない、が答え。
デートの目標:その女性と付き合いたい
→女性に好かれる必要がある
一般女性:割り勘はNGという考えが一部にある
→割り勘を持ち出すと、嫌われる確率が数%
→おごるといえば、嫌われる可能性は0%
=とりあえず「僕が払う」と言うのが合理的
初デートが成功しなければ、当然2回目は来ないわけで。
目先の数千円を守ることに躍起になってしまうと、本来の目標である「その女性と付き合う」が達成できません。
それに最初におごったからといって、毎回必ず男性がおごる必要はありません。
仲良くなってから柔軟に話し合えばいいことで、今こだわるところではない。
割り勘にこだわる人は、心理ではお金に執着しているそうですよ。
絶対損したくない、とばかり考えてリスクを取る覚悟がないと、結局は目標達成できない、ということですね。
ちなみに割り勘男の話は本に載っていたことですが、これが割り勘女だったらどうなるでしょう。
一般男性が割り勘NGとかあんまり聞かないですから、おそらく嫌われる可能性は0%。
逆に「私が払う」と言った方が、嫌われる可能性が上がりそうです(体感的に)。
費用対効果が云々どころか印象マイナス。ご注意を。
お金が逃げていく行動
お金持ちは、費用対効果を考えて、合理的に動くことが分かりました。
反対に、こんなことをしたらお金が逃げていく、という危険な行動について。
- 貧乏人と付き合う
- マックやスタバで仕事をする
- 会社の経費で飲む
- 「そんなこと知ってるよ」と言う
- ラッキーを否定する
ざっと見ていきましょう。
貧乏人と付き合う
まずはメンタル的な悪影響。お金がないと、後ろ向きで愚痴っぽくなります。
また、目先のお金に気を取られて、合理的な判断ができなくなる人が多いです。
マックやスタバで仕事をする
その店舗までの移動時間も貴重なリソース。
それに店に行けば当然注文しますので、その都度かかるお金も合算すればけっこうな額に。
会社の経費で飲む
身銭を切って消費しないと、いくら高い店で代金を支払っても、それはただの浪費です。
経費は麻薬。
「そんなこと知ってるよ」と言う
何度も同じ話を耳にするのは、強いニーズがあるか、「真理」を表しているからです。
入ってくる情報は同じ。でもそれをお金持ちは聞き流さず、実践しています。
ラッキーを否定する
ラッキーがただの偶然だ、と言って否定する人は、経過を、頑張りを認めてほしい人です。
がんばったから褒めて、というのは「使われる人」の発想。
使われる側の考え方しかできないうちは、使う側のお金持ちになるのは難しい。
個人的にはカフェ勉、したいですけどね。
毎日はさすがにキビシイかな、と思いますが、気分転換になりそうだけどな。
お金持ちは家にカフェみたいな設備があるのかな。
せめて小金持ちになりたい
本の内容をざっと見てきました。
お金持ちの考え方、かなりためになりました。
そして「お金持ちの教科書」は優しいことに、あとがきでこう書いています。
「小金持ち」でもいいから何とかしたい人へ
お金持ちじゃなくても、小金持ちを目指す!
ありがたい。まずはここからですね。
- 収入を増やす
- 「必要」と「ほしい」は違う
- まずは300万円作る
小金持ちになるには、まず軍資金を作ろう。
商品を買うときには、必要なものか欲しいものなのかを考えよう。
そこからですね。
最後にまとめ。
お金持ちになるためには。
費用対効果を考えてお金を使おう!
お金持ちに興味がある方は一度読んでみてね。
プライベートバンクの話も書いてあります。
Kindle Unlimitedにもあるよ。
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