TOPIXとは、日経平均との違いから買い方まで

知ってそうでよく知らないTOPIXを学ぶ!

 

TOPIXって何ですか

こんにちは。あやめでございます。

今日はTOPIXについて。

投資をしたことがない人でもTOPIX(トピックス)は聞いたことがあると思います。

でもトピックスってなに、と聞かれると、ビシッと答えるのは案外できないもので。

 

似たような言葉で日経平均っていうのもありますよね。

TOPIXと日経平均は何が違うんでしょうか。

TOPIXが分かると何が分かるんでしょうか。

ていうかTOPIXって買えるの?

 

その辺りのことをまとめてみました。

ぶっちゃけますと今日は「おカネの勉強をし始めたころの私」に向かって書いています。

よく聞くけどよく知らないTOPIXについて、噛み砕いてご説明いたしますよ。

 

「TOPIXとは東証株価指数のこと」の意味が分からない

まずはTOPIXって何よ、というところから参りましょう。


TOPIXとはTokyo Stock Price Indexの略で、東証株価指数のことです。

東証株価は東京証券取引所の株式市場第一部に上場している株式会社の株価のこと。

指数はある時点からどれくらい変動したかを数値化したものです。

 

早くも難しい感じになってきましたよ。

えー。

まずは、国内の会社数からいきましょう。

 

国内企業の数と上場企業の数

日本にどのくらい会社があると思いますか。

総務省統計局の2018年発表データ(平成26年)によると、企業数はおよそ410万社

すごい数があるんですね。

その中でも上場している企業は、3720社あります(四季報2019年1集より)。

 

上場(じょうじょう)についてもザックリ説明を。

株式会社は、事業のお金を調達するために株券を発行します。

この株券(=有価証券)を売買できる場所が証券取引所。

証券取引所内の株式市場で株券の売買取引をしてもらえるようになるのが上場です。

 

証券取引所と株式市場

日本には5つの証券取引所があります(東京・大阪・札幌・名古屋・福岡)。

それぞれの取引所内に株式市場が設けられています。

 

日本で一番大きい証券取引所は、東京。

東証(とうしょう)と呼ばれています。

東証は圧倒的に大きくて、9割以上の取引は東証で行われています。

 

で、東証の中にも株式市場があるわけですが、1つではありません。

全部で6つあります。

 

  •  第一部
  •  第二部
  •  マザーズ
  •  JASDAQスタンダード
  •  JASDAQグロース
  •  Tokyo Pro Market

 

それぞれの市場で上場できる条件が違いまして、一番厳しいのが第一部。

これが東証一部(とうしょういちぶ)です。

 

東証一部上場の企業

厳しいというのは、資本金だったり、株主数だったり、色々な要件が求められます。

今年創業して来年には一部上場、なんてことはできません。

また、一度上場すれば安泰というわけでもなく、赤字続きだと上場廃止になることも。

 

【参考サイト】

東証が上場基準を定めています

新規上場基本情報 | 日本取引所グループ
日本取引所グループは、東京証券取引所、大阪取引所、東京商品取引所等を運営する取引所グループです。

 

で、そんな選ばれし企業たちが集う東証一部、上場している企業数は2130社あります(2019/2/15現在)。

 

企業総数410万社のうち、上場企業3720社は0.09%。

もう上場しているだけでスゴイことですわ。

で、その中でも更にスゴイのが、東証一部上場企業の2130社。

日本のトップ0.05%に入る企業が東証一部というわけですよ。

ということは、東証一部に注目すれば、日本企業全体の業績がザックリ分かる感じですわね。

 

それを数値化したものがTOPIXです。

では、ここまでのプチまとめ。

 

  • TOPIXは東証株価指数のこと。
  • 東証株価は東京証券取引所の株式市場第一部に上場している株式会社の株価のこと。
  • TOPIXを見れば、日本全体の業績(=実力)が分かる。

 

ここまではオッケーですね。

では、東証株価指数の「指数」についても簡単にご説明を。

 

株価指数と時価総額

指数は、ある時点からどれくらい変動したかを数値化したものです。

東証株価指数の場合の「ある時点」とは、1968年1月4日のことです。

TOPIXは1969年に始まったのですが、基点となる「ある時点」は開始前年の1968年に設定したんですね。

で、基点日の株価(時価総額:約8兆6千億円)を100として、どれくらい変動したかを表したものが指数です。

単位はポイント。

 

詳しい計算式↓

>>東証指数 算出要領

 

時価総額(じかそうがく)は、その時の株価(=時価)に発行済み株式数を掛けたもの。

株式会社は株式すべてを株式市場に出しているわけではないので、市場に出ている(=発行済み)分だけを計算します。

 

TOPIXと日経平均

ここでTOPIXと日経平均の違いについて少し触れましょうか。

TOPIXは東証一部上場の企業の株価を指数化したものでした。

ですので対象となるのは東証一部上場企業、全部。

 

これに対して日経平均は東証一部から225銘柄を選出し、その株価の平均を求めたものです。

 

詳しい計算式↓

>>日経平均の算出要領

 

ちなみにどの銘柄にするかを選んでいるのは日本経済新聞社。

株価の平均なので、単位は円です。

日経平均はTOPIXに比べると対象企業が少ないので、1社が値動きするとすぐに影響を受けます。

なので日本株の人気度(=景気)が見て取れるわけですね。

 

【参考サイト】

日経平均はなぜ225銘柄なのか

見つかりません - Not Found

 

TOPIXの中にあるインデックス

TOPIXは東証一部全体を指数化したものですが、対象となる企業は2000以上もあるので、中身は正直ピンキリです。

そこで東証はニューインデックス区分という、TOPIXの中でも更にランク分けしたインデックスを作りました。

現在、8つの区分があります。

 

  • TOPIX Core30(コア30)
  • TOPIX Large70(ラージ70)
  • TOPIX Mid400(ミッド400)
  • TOPIX Small(スモール)
  • TOPIX 100
  • TOPIX 500
  • TOPIX 1000
  • TOPIX Small500

 

TOPIXの中でも超大型株がTOPIX Core30で人気・実力ともにトップクラスの30社。

大型株がTOPIX Large70で中型株がTOPIX Mid400、小型株がTOPIX Smallになります。

 

TOPIX100はCore30とLarge70を合わせたもの。

そこにMid400を足したものがTOPIX500

TOPIX SmallはSmall 1とSmall 2がありまして、Small 1(規模大き目)イコールTOPIX Small500になります。

これとTOPIX500を合わせたものがTOPIX1000

 

表にするとこんな感じですね。

 

区分 TOPIX TOPIX100 TOPIX500 TOPIX1000
Core30
Large70
Mid400  
Small (1)    
Small (2)      

 

TOPIXニューインデックスは年に1回、10月に区分変更があります。

2018年10月には日産自動車(7201)とデンソー(6902)がCore30からLarge70になりました。

反対にLarge70からCore30にはリクルートHG(6098)と花王(4452)がランクイン。

定数が決まっているので、入れ替えも発生するわけですね。

東証一部というトップの中でも更なるトップ争いが。

エリートも楽じゃないですのう。

 

東証一部の全銘柄が載っています↓

>>TOPIX構成銘柄一覧

 

TOPIXを買う

TOPIXの正体がだんだん分かってきました。

では、TOPIXをどう投資に生かすのか。

TOPIXは買えるのか。

 

TOPIXを利用した金融商品がありまして、その意味ではTOPIXは買えます。

これは大きく分けて2種類あります。

先物と投信です。

 

先物・オプション取引

まずは先物(さきもの)について。

これはすいません、私はやったことがないので詳しくないのですが、TOPIXの数値の動きを利用して売買し、その差額で儲けるタイプの商品です。

最初に証拠金が必要だったり、最低投資金額がけっこう高額だったりします。

ハイリスク・ハイリターン系。

 

【参考サイト】

マンガでよくわかる先物

先物・オプション|SBI証券
先物・オプションならSBI証券。通常の2倍の「&#39...

 

投資信託・ETF

先物とは対照的にローリスク、とまでは言いませんがミドルリスクくらいの商品が投信(とうしん)、投資信託です。

投資信託にはTOPIXの動きに連動するような運用を目指す商品があります。

 

また、ETFというのもあります。

こちらは上場投資信託といって、投資信託だけど上場している商品です。

上場しているので、株のように売買できます。

 

【参考サイト】

投資信託協会・ETFとは

ETFの仕組み - 投資信託協会

 

投資信託とETF、TOPIX連動の商品をいくつか挙げてみますね。

 

投資信託(TOPIX)つみたてNISA対象12本

TOPIX連動の投資信託はたくさんありますが、その中からつみたてNISA対象の12本をあげます。

 

アセットマネジメントOne㈱

  • たわらノーロード TOPIX

 

大和証券投資信託委託㈱

  • iFree TOPIXインデックス 

 

ニッセイアセットマネジメント㈱

  • <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
  • ニッセイTOPIXオープン

 

野村アセットマネジメント㈱

  • 野村インデックスファンド・TOPIX

 

三井住友アセットマネジメント㈱

  • 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド


三井住友トラスト・アセットマネジメント㈱

  • i-SMT TOPIXインデックス(ノーロード)
  • SMT TOPIXインデックス・オープン

 

三菱UFJ国際投信㈱

  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • eMAXIS TOPIXインデックス
  • つみたて日本株式(TOPIX)

 

りそなアセットマネジメント㈱

  • Smart-i TOPIXインデックス

 

ETF(TOPIX)6本、つみたてNISA対象はうち1本

ETFでTOPIX連動型は6つありました。

つみたてNISAの対象はほとんど投資信託で、ETFも3つだけですがあります。

その1つがTOPIX連動型のものです(1305)。

 

1305 ダイワ上場投信-トピックス

1306 TOPIX連動型上場投資信託

1308 上場インデックスファンドTOPIX

1348 MAXIS トピックス上場投信

1473 One ETF トピックス

1475 iシェアーズ・コア TOPIX ETF

 

TOPIX全体に投資するETFは6つだけですが、他にもTOPIX Core30に連動するETFや、TOPIXの中でも特定の業種のみ(医薬品、機械など)に連動するようなETFもあります。

 

TOPIXのことは東証のサイトを見れば解決

 今日はTOPIXについてまとめてみました。

何となく知っていたつもりでしたが、ちゃんと調べてみたら知らないことが沢山ありました。

まだまだ勉強しないといけないなあ。

おカネの勉強仲間、欲しい・・・。 

 

TOPIXは東京証券取引所が出している株価指数なので、たいていのことは東証のサイトに載っていました。

情報は出どころに聞くのが一番ですな。

 

TOPIXについて更に知りたい方はぜひ東証のサイトをご覧あれ。

分かりやすいよ。

 

日本取引所グループ
日本取引所グループは、東京証券取引所、大阪取引所、東京商品取引所等を運営する取引所グループです。

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